株主総会:企業の家族会議をのぞいてみよう!

株主優待/株主総会

こんにちは、セカンドライフ邁進中の、isseです。

今日は、個人的な感想を交えて株主総会についてお話ししたいと思います。6月はまさに株主総会シーズンです!多くの企業が3月末を会計年度の締め日としているため、その後の3ヶ月間(4月から6月)で決算報告書を作成し、株主総会を開催するからですね。

株主総会って何だろう?一言で言えば、会社の「家族会議」みたいなものです。違いは、集まるのが家族ではなく、株を持っている人達です。家族会議で「夕飯何にしようか?」、「今度の旅行どこにする?」って話す代わりに、「会社の方向性をどうするか?」なんて大きなことを決めるんです。例えがいまいちかもしれませんが、まあご愛敬ということで。

参加者たち

まず、登場人物を紹介しましょう:

  • 社長(CEO):家族会議でいうところの家の大黒柱です!みんなの前で堂々とプレゼンテーションをして、今年の成果や来年の計画を発表します。お父さんって言ってもいいかな(笑)
  • 株主:家族会議の参加者、つまり兄弟姉妹たち。彼らは「このおかずは好きじゃない」と文句を言ったり、「もっとこうした方がいいんじゃない?」と提案したりします。
  • 取締役会:これはお母さんとおじいちゃん、おばあちゃんの集まりです。家族の中でも特に意見が重要視される人たちです。家庭ではお母さんが絶対的なリーダーかもしれませんが、ここでは会社の方向性を決める大役を担っています。

議題

株主総会では、いくつかの重要なトピックについて話し合います。例えば:

  1. 事業報告:社長が家族会議で家族の家計簿を見せるように、会社の現状や業績を報告します。
  2. 予算案:お母さんが来年どこにお金を使うか、何に使うかを決めるように、来年度の予算案を提示します。
  3. 役員選任:会社のリーダーを決めるために新しい取締役を選びます。これは家族の中での力関係も反映してるね。
  4. 配当金:家族のお小遣いの分配を決めるように、会社の利益を株主にどう分けるかを決めます。

質問タイム

そして、最もエキサイティングな部分がやってきます:質問タイム!ここで株主たちは「なんであの新製品は失敗したの?」とか、「来年はもっと儲かるの?」とか、鋭い質問を社長にぶつけます。お父さんが解任されるピンチかもです。

株主総会はまさに、会社の大きな「家族会議」です。みんなが集まって、意見を言い合い、時には笑いあり、涙ありのドラマが繰り広げられます。まるで年に一度の大晦日、家族全員が揃って次の一年をどう過ごすかを真剣に考える場面に似ています。でも、みんなスーツ姿でリラックスとはいかないかもしれませんね!

最近の株主総会の傾向

個人的な感想ですが、コロナ禍前と後では、だいぶ変わったように思います。

ハイブリッド型バーチャル株主総会

コロナで接触を避ける目的で、リアルな株主総会を開催しつつ、オンラインでも見えるようにしたハイブリットな株主総会が増えてきました。正直、企業は何事もなく終わらせたいので、「来ないで見るだけにして頂戴」というような感じも受けます。(はい、完全な私個人の感想です!)また以前は、参加の株主にお土産を渡す企業も多かったのですが、コロナにより取り止めする企業が続出し、「ちぇ、お土産無いのか、なら行かないや」という株主も増えた為、より拍車がかかりましたね。

アクティビスト投資家の活発化

最近、アクティビストという言葉をよく耳にしませんか?アクティビストとは、ある程度の株式を所有し、投資先企業の経営陣に積極的に提言を行い、企業価値の向上を目指す投資家のことです。つまり、物言う株主ですね。株主提案数は過去最高になっていると言われています。私の持株でも、ちらほらありますが、結構激しいのもありますよ。例えば、株式会社ダイドーリミテッド vs 株式会社ストラテジックキャピタルの間でプロキシーファイト(委任状争奪戦)になっており、私のような小口株主にも複数通の手紙が届きます。また、ある意味有名な株主総会となっているTAC株式会社にも驚くような株主提案が行われております。それぞれ、活発な議論となりそうな株主総会ですね。

まとめ

株主総会は、企業の生の話を色々聞ける機会で、参加は株主の権利です。株主総会は平日の午前中に行われることが多いので、なかなか参加出来ないとは思いますが、参加してみると楽しいかもですよ♪

私も自由業になりましたので、自由時間を武器に何社か参加してみたいと考えております。参加した感想などはまたお届けしますね、お楽しみに♪

    「レッツ、前倒しセカンドライフ!」

※個人の感想ですので、投資の際はご自身の判断でお願いします。

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