デリカフーズホールディングス社第21回定時株主総会:活気溢れる一日と美味しいお土産

株主優待/株主総会
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こんにちは、セカンドライフ邁進中の、isseです。

先日、激しい雨の中、デリカフーズホールディングス社の第21回定時株主総会に行ってきました。

「お土産があります」との通知に誘われたのか(笑)、どしゃ降りの中でも株主の方々が大勢参加していました。昨年も参加しましたが、この総会は株主総会らしからぬ(?)活気に満ちており、その模様をお伝えしますね。

まずは、基本的な情報と購入を後押しした株主優待の情報からです。

基本情報

事業内容:青果物流通・専門商社グループ、業務用八百屋の国内最大手。外食産業・中食産業・コンビニ向けホール野菜の販売、店舗向け業務用カット野菜・真空加熱野菜の製造・販売(日本全国約3万店舗へチルド配送)。

特筆:コロナの影響で顧客が外食産業から中食・量販・小売り等へシフトしてきている。売上高、営業利益等、コロナ禍前と比べても過去最高。青果物流通インフラも整え、今後の更なる成長も期待できる。

株主優待

こだわり野菜等の詰合せ または QUOカードから選択
200株以上QUOカード 500円分
300株以上QUOカード 1,000円分
400株以上QUOカード 2,000円分 または こだわり野菜・果物・加工品詰合わせ 2,500円相当
600株以上QUOカード 3,000円分 または こだわり野菜・果物・加工品詰合わせ 4,000円相当
800株以上QUOカード 3,000円分 または こだわり野菜・果物・加工品詰合わせ 5,000円相当
1,000株以上QUOカード 5,000円分 または こだわり野菜・高級果物詰合わせ   7,000円相当

継続保有3年以上:上記に加え、下記も追加。

2,000株以上野菜・果物を使用した加工品 2,000円相当
4,000株以上野菜・果物を使用した加工品 4,000円相当

400株以上であれば、QUOカードも魅力的ではありますが、折角なのでこだわり野菜詰合わせがオススメです。普段なかなか食べれない珍しい野菜もあり、本当に美味しいですよ!食卓がちょっと贅沢になります。

投資金額

株価購入株数購入金額
573円200株114,600
※2024年6月29日時点  購入手数料等含まず
 株主優待が200株以上からなので200株の記載といたしました。

第21回定時株主総会

場所は、御茶ノ水ソラシティ、お洒落な場所ですね。(昨年も同じ場所でした。)株主総会招集通知に大変気になる記載がありました。

「総会にご出席いただいた株主様に、心ばかりではありますがお土産をお渡ししたいと存じます。なお大変申し訳ございませんが、お土産が冷凍品であることもあり、総会終了時にお一人様1つずつのお渡しとさせていただきます。株主様のご来場を心からお待ちしております。」

お、お土産! はい、行きますとも!!(なお、私の中ではなぜか交通費は考慮されておりません。)

で当日、土砂降りでしたよ(泣)でもお土産効果か、午前10時開催で、参加者は300名程いたのではないかと思います。(途中退席する方も多かったですが、理由は後程)

壇上に役員の方がズラッと並ばれ、大崎社長の挨拶から始まりました。まずは、今期の業績報告および中期計画を大崎社長と営業部門担当役員の小林取締役がおこないました。個人的な感想ではありますが、この段階で、好調な業績や今後のビジョン(特筆事項にも記載しましたが、顧客の変化や物流インフラの話)が見え、また報告者の熱意も感じられ、小口株主として安堵しておりました。この報告までで10時46分くらいでした。

質疑応答

めちゃくちゃな数の質問が飛び出しましたよ!

①野菜の加工ではキューピー社やカゴメ社といった大手メーカーと競合になるのでは?

⇒加工品でも消費期限の短い青果の加工で差別化できると考える。 

②中期計画の女性管理職の比率の詳細は?

⇒配送を除いた社員の割合は男性:女性=61:39、管理職では男性:女性=80.9:19.1

③為替の影響は? 

⇒ 輸入食材の価格、運送の燃料費、外国人労働者への影響などが考えられますが、基本は売価調整で対応しています。

④長期視点で、種の栽培は考えないのか?

⇒野菜の種の90%は輸入で、日本は種の栽培に適していない(環境、国土面積など)。現状では種ではなく苗の部分で取り組みはある。 ※これって、国の問題としてもっと考えなれればならない課題ですよね! 

⑤為替変動に際し、外貨の取り扱いはどう考えているか?

⇒現在2割程度が、海外取引。今後円建て、外貨建ては総合的に判断していきます。

⑥玉ネギの国産比率を上げる件は具体的には?(今年の5月に日経新聞に出ておりました)

⇒まず野菜などの全体約20%が輸入品であるが、主な理由は、国内で栽培が難しいもの(フルーツ等)、季節要因で入手しにくい物(カボチャ等)、安価な為顧客要望によるもの(中国産タマネギ、長ネギ等)。この中で農地(北海道)利用などにより国産化をすすめ安定調達を狙う。

⑦中期計画で外食比率を下げているが、機会損失では?

⇒コロナ禍で表現として、コロナに強い中食、コロナに弱い外食としてしまったので誤解されやすいが、外食を下げるのではなく、今まで食べていなかった分野に注力してポートフォリオ戦略として中食などの比率があがった。外食への販売を弱めた訳ではない。

⑧中期計画で目標売上高1,000億円は2034年度のことか?

⇒2034年を考えている。従来の野菜などでは700~750億、残りは物流やM&Aなどによるシナジー効果で達成したい。

⑨肉、魚、野菜ではどうしても肉、魚がメインとなるので、野菜の地位向上を!

⇒長期ビジョンに組み込んで対応したい。

⑩4社業務提携(エア・ウォーター社、ベジテック社、神明HD)に加わった神明HDは大株主になったりしないのか?資本政策は?

⇒お米農家の減少は野菜よりも深刻。お米の卸売業の神明HD社を加わることでより、3社の業務提携がより協力体制がとれる。出資の話などは出ていない。

⑪中期計画の研究への投資と具体的にはどの分野にどれ位か?

⇒野菜の中身の分析、長期保存、新規商品開発に売上の1%を上限に。今期では2億程度の予算。

⑫カット野菜の消費期限の延長はどのように?薬品使用か?

⇒消費期限は菌数チェックにより判定しており、温度が重要。5℃で加工、物流できるようにした。次亜塩素酸Naは基本的には使用しておらず、ピュアスターなどを使用。

⑬広報活動があまり見られないが?

⇒B to Bなのであまりやっていなかったが、RAKUSAIなどを利用して今後おこなっていきたい。

⑭大阪の新工場の稼働率は?

⇒旧工場からの移管を6月末に終える予定で、旧工場分含め50%程度。まだまだ色々な事に挑戦できる体制。(大阪FSセンター(茨城市)約41億円投資)

ここで、時間的にも終了となりましたが、めっちゃ質問多くて、めっちゃ丁寧に答えていたんですよ!

時間もかなりかかった為、途中退席する方も多くみられました。

※上記質疑応答は、私のうろ覚えの部分も多いので、正確性に欠けるかもですが、お許しを。。。

決議事項

決議事項は、余剰金の処分、取締役7名の選任、監査役2名の選任、取締役(社外取締役除く)に対する譲渡制限付株式報酬制度の改定決定の4議案でしたが、いずれも賛成多数で可決され、活気溢れる株主総会は11時41分に終了しました。

閉会後に、館本会長のご挨拶があったのですが、「うちは真面目に頑張っている会社。ただ一つ欠点は株価が上がらないこと。これから上がると思います。」いいですね!期待しております😊

そして、大事なお土産の件ですが、「冷凍焼きいも 紅はるか」でした。保冷剤入りの袋に丁寧にいれていただきました。美味しそうですね!

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まとめ

今回の株主総会は実に活気溢れるものでしたね。私もなぜ株価が上がらないのか不思議です(笑)総会の中で印象的な言葉がありました。

 「野菜の未来を変える! 野菜で未来を変える!!」 素敵な言葉ですね。

参加して良かったと思える株主総会でしたし、会社の姿勢、株主優待も魅力的ですので、がっちりホールドしたいと思います。

来年の株主総会も参加予約しておきます♪(お土産は是非継続でお願いいたします!)

デリカフーズ社の今後の成長を心から応援してます!

    「レッツ、前倒しセカンドライフ!」

※個人の感想ですので、投資の際はご自身の判断でお願いたします。

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