こんにちは、セカンドライフ満喫中の、isseです。
日本株市場が、だいぶ持ち直してきましたね。おかげさまで、私の目にもようやく生気が戻ってまいりました(笑)
とはいえ、まだまだ不安定な相場が続いていますので、油断は禁物です。
今回は、ここ2年ほどの相場の動きと比べながら、今回の下落がどれほどのものなのか見ていきたいと思います。
最近の節目イベントとの株価比較
今回は、暴落前後の数値はすでに報道等で目にしている方も多いかと思いますので、少しだけ期間を広げて、直近の大きな節目イベントと比較してみました。
具体的には、トランプ関税ショック(2025年4月7日)、令和のブラックマンデー(2024年8月5日)、そして2025年及び2024年の大発会日です。特に2024年は新NISAの開始日でもあるため重要な節目ですね!(実際の開始日は、2024年1月1日です。)
以下が比較表になります。 (表中での、太字青=最高値、太赤字=最安値)
(参考までにNYダウの数値も載せております。)
日付 | 出来事 | 日経平均株価 | 変化率 | NYダウ | 変化率 |
2025.4.18 | 現在 | 34,730.28 | - | 39,142.23 | - |
2025.4.7 | トランプ 関税ショック | 31,136.58 | +11.54% | 37,965.60 | +3.10% |
2025.1.6 | 2025年大発会 | 39,307.05 | -11.64% | 42,706.56 | -8.35% |
2024.8.5 | 令和のブラックマンデー | 31,458.42 | +10.40% | 38,703.27 | +1.13% |
2024.7.11 | 史上最高値 | 42,224.02 | -17.75% | 39,753.75 | -1.54% |
2024.1.4 | 2024年大発会 新NISA開始 | 33,289.29 | +4.33% | 37,440.34 | +4.55% |
※変化率は2025年4月18日現在を基準にしています。
今回、この6日間のデータをもとに考察を行います。
何が、言いたいのかというと・・・次の項目で詳しく述べています😅
あっ、今回の暴落に対する私の投資スタンスはまだ変わっておりませんよ!
幸いにも(笑):トランプショック! 買ったら下がる、それでも買う?~大暴落中の私の投資判断
考察
いくつか考察してみたいと思います。
考察その1:日経平均、やっぱり波乱あり!
令和のブラックマンデーやトランプ関税ショックみたいな大きな下げがあった日を選んでいるので、もちろん下落が目立つのは当然ですが、それでもその後の回復が早いことがわかります。幸い、すでに10%以上回復してるので、ちょっと安心しています。
2024年1月は日経平均が33,000円台だったのが、7月には42,000円を超える勢いで上昇しました。新NISAの導入で、たくさんの投資家が市場に参加して、メディアもどんどん「投資しましょう!」って後押ししてましたもんね。
当然ですよね、政府主導の取り組みなのですから😅 「貯蓄から投資へ」って!
でも、急に株価が上がったせいか、投資初心者の方が多かったせいか、暴落時にどう耐えるかってのがまだ慣れていない人も多い気がしますよね。ネガティブなニュースを見て焦って売っちゃうって、まさにあるあるパターン。時間が経つにつれて、みんな少しずつ落ち着いてくるんじゃないかなと思います。
「長期・分散」が大事ってよく言われますけど、やっぱり長期投資って市場が少しずつ成長するからこそ意味があるんだなって、改めて実感します。日経平均は2024年大発会の株価を暴落時に割ってしまったけど、NYダウはそこまでは下がらなかったのが、米国株の強さや市場の成熟度を感じさせますよね。
(…でも、あの方の言動だけは予測不能なので、ちょっと怖いですけどね)
考察その2:今年初来ではどちらもマイナス圏
2025年大発会(1月6日)と比べて、
- 日経平均:-11.64%
- NYダウ: -8.35%
新年が始まりで、トランプ政権の影響で「今年は株高か?」と期待していた方も多かったと思いますが、・・・・はい、私もその一人です😅
残念ながら、そのトランプ政権の関税政策や政治リスクで現状は厳しい状況ですね。
日経平均もNYダウもそろってマイナス圏、特に日経平均は11%を超える下落となっています。これはやはり、日本市場が輸出企業に強く依存している分、アメリカの関税政策に敏感に反応しやすいのかなと思います。先ほど触れた暴落時の耐性の弱さも、多少影響している気がしますね。
とはいえ、このマイナス圏の推移を見ると、まだもう少し波乱が続きそうな気も。今後どのように回復していくのか、しばらくは様子を見守りたいところです。
関税ショックが落ち着いた頃に、あの方がまた何か言いださなければ良いのですが・・・。
考察その3:2024年大発会からの比較では、どちらもプラス圏
2024年大発会(1月4日)と比べて、
- 日経平均:+4.33%
- NYダウ: +4.53%
安心してください、プラスですよ!
……とはいえ、ここまで乱高下が続いていると、「ほんとにプラスなんだっけ?」って感覚になりますよね。つい先日も、日経平均が年初来の水準を割っていたくらいですし。
ただ、その後の回復も早めですので、一応、長期投資のメリットは発揮されていると言えるのでしょうか?
考察その4:過去最高値からの下げ幅は?
日経平均の史上最高値は、2024年7月11日の 42,224.02 円となります。
一方、NYダウの市場最高値は、2024年12月4日の 45,014.04 ドルです(表にはありませんが…参考までに)。
では、現在の株価と比較すると・・・
- 日経平均:-17.75%
- NYダウ: -13.04%
人間って、どうしても「一番良かったとき」を基準に考えちゃいますから、これだけ下がってると、なかなかのショックですよね😅
さらに、トランプ関税ショック(2025年4月7日)と比較すると・・・
⚠️超危険! 心臓の弱い方は、閲覧注意!
- 日経平均:-35.61%
- NYダウ: -18.57%
卒倒するレベルですね!
もし、2024年7月11日ごろの「アゲアゲ相場」で、テンションMAXで日本株を大量買いしてたら……怖くて夜しか眠れません。
やっぱり、「分散して、少しずつ」「暴落時に冷静に買っていく」っていう王道スタイルが、結局いちばん安心なんでしょうね♪
まとめ
いくつかの考察を挙げてみましたが、結局のところ、こうして振り返れるのも“今だからこそ”言えることばかりです。
実際、暴落の最中は、なかなか平常心ではいられませんよね。
でも、そんな修羅場(?)を何度も経験するうちに、少しずつメンタルも鍛えられ、自分なりの対処法が見えてくるものだと思います。
大切なのは、「退場しないこと」。
お互い、長い投資人生の途中で道を外れず、粘り強く、そして気楽に、続けていきましょう!
いつか「いや〜、あの時は大変だったよね〜」なんて、笑って話せる日がきっと来る・・・はず。
「レッツ、前倒しセカンドライフ!」
※なお、本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の投資行動を勧誘・推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。