こんにちは、セカンドライフ満喫中の、isseです。
気付いたら今年も残り1ヶ月。NISA枠もほぼ使い切って、あとは暴落しないことを祈るだけ・・・と言いたいところですが、実はもう一つ『大仕事』が残っておりました。
一般NISAです! ・・・旧NISAです!! ・・・名称や存在が忘れ去られつつあの子の事ですよ😅
では、旧年来の友、「一般NISA」の対応について、じっくり検証してみたいと思います♪
購入状況
2021年の状況は・・・
まずは 2021年当時の市場環境を軽く振り返ってみたいと思います。
2021年は、新型コロナの変異株が広がった年でしたが、ワクチン接種の進展により重症者・死者数が抑えられ、各国で経済活動の正常化が進んだ時期でもありました。
日本株も堅調に推移したものの、海外の“爆上げ市場”と比べると、やや見劣りする重い展開だったのを覚えています。
とはいえ、日経平均は年間で4.91%(+1,347.54円)上昇。
一時はバブル崩壊後初めて 3万円台を回復 した!とニュースで騒がれていましたね。
今思うと、あの頃はあの頃で懐かしい…💦
こちらが2021年の主な指数です。
| 年 | 2020年終値 | 2021年高値 | 2021年安値 | 2021年終値 |
|---|---|---|---|---|
| 2021 | 27,444.17 | 30,670.10 | 27,013.25 | 28,791.71 |

※楽天証券「トクシル」の資料を拝借いたしました。
購入銘柄
今年(2025年)で非課税期間が終了する、2021年に一般NISAで購入した銘柄はこちらです♪
| 銘柄 | 現株価(円) (2025.12.5) | 平均取得単価 (円) | 保有株数 | 評価損益(円) |
| オリエンタル白石 | 401 | 261 | 100 | +14,000 |
| ヒューリック | 1,672.5 | 1,133 | 300 | +161,850 |
| 電算システム | 3,700 | 3,195 | 100 | +50,500 |
| サカタインクス | 2,260 | 1,158 | 100 | +110,200 |
| 岡部 | 913 | 696 | 100 | +21,700 |
| りそなHR | 1,570 | 389 | 400 | +472,400 |
| みずほFG | 5,663 | 1,560 | 100 | +410,300 |
全部プラス!! いや〜、これは素直に嬉しいですね😊
とはいえ、今の日経平均株価は 50,491.87円。
2021年の終値から +75.36%(+21,700.16円) の超上昇ですから、
正直ちょっと怖いレベル😱
でも、
投資額:1,182,500円 → 評価額:2,423,450円
+104.9%(+1,240,950円)
これは・・・文句なしに “ありがとう、銀行株!!” ですね✨
対応方針
さて、証券会社からすでに案内が届いている方もいると思いますが、
旧一般NISAの対応は大きく2つ!
A:売却(今までありがとう!)
国内株式の売却益を非課税にするためには、
最終取引日(約定日):2025/12/26(金)までに売却が必要!
※投資信託・米国株はもっと早いので要注意です⚠️
B:放置して課税口座へ払い出し(まだまだ付き合うよ!)
ここで、重要なのは・・・、
「含み益があるか、含み損か」
B-1:損失が出ている(値下がりしている)→ 売却推奨
非課税期間が終わると、課税口座へ移されるタイミングで
その時点の株価が “新たな取得価格” になります。
ここがポイント!
このルールのせいで、損しているのに将来課税される可能性があるんです😱
非課税期間が終了すると、課税口座に移される際に 現時点の株価が新たな取得価格 となります。これにより、損失が出ている場合でも課税される可能性があるためです。
🔍具体例で見ると・・・
一般NISAで 120万円 で買った株が、終了時には 100万円 に下落。
その後の動きが…
- 80万円に下がって売却
→ 利益ゼロなので税金はかからない
→ 損失20万円(80万−100万)は課税口座で損益通算OK - 120万円に上昇して売却
→ 利益20万円(120万−100万)に課税される😱
※最初120万円で買っているのに、「利益扱い」されて課税・・・これは避けたいですね💦
でも、「この株は絶対上がる!」と信じている方は、一度売却してから再購入するのもアリかもしれません♪(ただし、手数料などのコストにはご注意を!)
B-2:利益が出ている(値上がりしている)→ 放置 or 利確どちらでもOK
含み益がある銘柄は、課税口座へ移されたときに
現在の株価が新しい取得価格 になるため、余計な税金が発生する心配はなし😊
「この株はまだ伸びる!」
→ そのまま課税口座で保有するのもアリ
「一度利益を確定させたい」
→ 売却してキャッシュ化してもOK
どちらを選ぶかは、
今後の株価の期待値と、あなたのメンタルの強さ次第ですね😊
私の場合は・・・
先ほどの選択肢を踏まえて、私が最終的に選んだ対応はこちらです!
| 銘柄 | 現株価(円) (2025.12.5) | 平均取得単価 (円) | 保有株数 | 評価損益(円) | 対応 |
| オリエンタル白石 | 401 | 261 | 100 | +14,000 | B |
| ヒューリック | 1,672.5 | 1,133 | 300 | +161,850 | B(株主優待有) |
| 電算システム | 3,700 | 3,195 | 100 | +50,500 | B(株主優待有) |
| サカタインクス | 2,260 | 1,158 | 100 | +110,200 | B(株主優待有) |
| 岡部 | 913 | 696 | 100 | +21,700 | B(株主優待有) |
| りそなHR | 1,570 | 389 | 400 | +472,400 | A(株主優待有) |
| みずほFG | 5,663 | 1,560 | 100 | +410,300 | A |
多くの銘柄は優待銘柄で、しかも長期保有の継続条件(1年以上など)も守りたいので、ここは素直に B:そのまま課税口座へ移す 方針です。
一方で、銀行株2銘柄(りそなHD・みずほFG)だけは一度売却(A)。
理由は、
- すでに十分すぎる利益が出ている
- 特定口座でも同じ銘柄を持っている
- NISAで保有し続ける理由が特にない(配当率も下がっている)
・・・という三拍子そろったためです。
もちろん、
「売った直後に金利が上がって株価急騰!」
なんて未来が来たらどうするか?
──その時は、泣きながらまた買うだけです😭
(株ってそういうもんですよね・・・。)
まとめ
今回は、2021年に購入した「一般NISA」の対応について、自分なりにじっくり考えてみました。
結果としては・・・
・銀行株2銘柄は売却
・残りの銘柄はこのまま課税口座へ払い戻し、保有継続
という結論にしました。
2021年を振り返ると、あの頃と今とで株価水準が“ちょっと怖いくらい”変わっているのを改めて実感します。それでも、相場にビビりつつも楽しんでいくのが個人投資家の醍醐味!
来年も一緒に前向きに歩んでいきましょう😊
「レッツ、前倒しセカンドライフ!」
