必ず訪れる暴落に備える!暴落時対処法(初級編)

投資法

こんにちは、セカンドライフ邁進中の、isseです。

今日は、あまり起きて欲しくはありませんが、必ず訪れる暴落時の対処法についてお話したいと思います。先に残念な事を言いますと何が正解かは分かりません😅

ですが、この記事で少しでも気を穏やかにかつ強くお持ちいただければと思います。

最近でも、コロナ、震災、リーマンショックなど数年に一度は大きな株価変動や暴落は起きております。また市場全体ではなくても、持株の一部で急激な暴落が起こることもあります。

たまにしか株価を確認していないと、「あれ、最近随分下がったな。」と思い、次には「あれ?含み益が含み損になっている!」、「どうしよう?買値の半分になってしまったよ。。。」というようなケースが多々ありますね。(経験者語る。)

分類

では、暴落には大きく分けていくつかのケースがあるかと思います。

各企業のケース:不祥事や商品競争力の低下などで下落するケース。

業界全体のケース:規制や新技術などにより、その業界全体が下落・縮小するケース。

市場全体のケース:コロナ、震災、リーマンショックなど、国や世界全体の問題となるケース。

今回の暴落がどのケースに該当するかによって対処法も変わってくるかと思います。

①各企業のケース

不祥事が発生した場合、それが一過性のものかかどうかが重要です。例えば、個人が痴漢したとか横領したとかのニュースは一時的に世間を賑わせますが、すぐに新しいニュースがとってかわり、あまり大きな影響をうけないと考えております。その企業の社長や役員であってもです!(通常解任されますのでね)

商品から異物が出たとかも同様ですね。ただ、要因が一過性でなく慢性的に起こっていたものは、新事実が新しいニュースとなりますので、長期で影響を受け、業績にも支障が出ますね。企業の記者会見などの対応も敏感に反応されます。 

とはいえ、一過性の問題であったり、今後改善ができそうなものは、買い増しの好機かもしれません。

②業界全体のケース

個人的には、これが一番難しいと思います。規制や新技術の影響がどこまで続くのかなかなか見通せないからです。例えば環境規制(炭素排出規制、ガソリン車規制)、貿易規制(関税、輸出入規制)はその業界に大きな影響を与え、株価も今後の業績悪化を見据えて敏感に反応します。

私の判断基準はその規制により、市場が縮小するかです。一時的に影響を受けても、その市場は無くならない、または規制に対応して進化していけるかですね。その判断によっては、下がったところを買い増こともあります

また、新技術はその分野の勢力図を一新させます。今現在何気なく利用している技術も、当時は新しいものであり、その前には他のものがあったはずですからね。

いくつか例を挙げると、

スマートフォンの普及:2007年のApple社のiPhoneの登場は、携帯電話業界を一変させました。それまでの携帯電話メーカー(Nokia、BlackBerryなど)の市場シェアは急速に縮小。スマートフォン市場ではAppleとAndroidを採用した新興メーカー(Samsungなど)が主導権を握るようになりました。

電気自動車(EV車)の台頭:Tesla社のModel SやModel 3などのEVが市場に投入されることで、従来のガソリン車メーカーに大きな影響を与えました。特にTeslaは自動運転技術やバッテリー技術でも先行しており、自動車業界全体がEVへの移行を急ぐきっかけとなりました。

ここで大事なのは、新技術の会社にいち早く投資することもありますが、従来の企業(今回では持株銘柄)をどうするかです。その新技術により廃れていくのか、またはその技術も取り込み生き残れるかです。これにより、変わってきますね。

前述のノキアですと株価は最高値から1/10以下に低迷して携帯電話事業からは撤退しております。一方、EV車の台頭で打撃を受けたTOYOTAは皆さんご存じの通り、今も日本のみならず世界的にも代表的な企業です。

最後はやはり企業力ですかね。この選択を間違えると、ご自身の資産形成に大きな支障をもたらしますね😱

③市場全体のケース

残念ながら、このケースは有効な対処法がありません

ですが、購入余力によって、対応も少し変わってきます。余力があれば、俗にいうバーゲンセールなので好業績なのに市場全体に引きずられて大きく下げている銘柄を購入するチャンスでもあります。逆に手元資金があまり無ければ、このまま嵐が過ぎ去るのを待つか、早めに売却し(損切でも)キャッシュポジションを高めておくことが良いかと思います。(他銘柄の購入もできますので)

いずれにせよ、この時はニュースやSNSでは悲壮感が蔓延しておりますので、あまり見ずに別の事をするべきですね(笑) 大事なのは、一時撤退はOKですが、退場しないことです! 

※私は信用取引はしないのですが、空売りで暴落時に大きく儲けることもありますが、一歩間違えると退場する危険性もありますので、特に注意が必要ですね。

各対処法

先程の話をまとめてみたいと思いますが、対処法として特にケース②においては有効な方法があります。ずばり、別業界などへの分散投資ですね。なんだ、そんな事かと思われるかと思いますが、その規制や新技術により必ずプラスに働く業界や企業があります!

例えば、環境規制では再生可能エネルギー業界やエネルギー効率化の製品をもつ企業が業績をあげます。EV車の台頭では、Teslaはもとより、バッテリーや充電インフラの企業が恩恵を受けます。

全くの余談ですが、昔観た「ホワイトハウス狂騒曲」という映画の中で献金の話がありますが、ある法案に対し、賛成すればA社から献金が、反対すればB社から献金されるというくだりがありました。まさにこの通りですね。。。

ここまで、長々とお付き合いいただきありがとうございます。

暴落の分類/ケース分散投資買い増し
①各企業要因次第
類似企業はシェアが増えて上昇もあるが、同様の課題があるのではと下落もある
一過性なら有り
②業界全体有効
(どの業界に恩恵があるか)
企業力により有り
③市場全体効果なし 底が見えないので、早めは危険

私の投資スタイルが、「買ったら放置、気づけば資産」なので、あまり売却はしないのですが、ご自身の運用資金(余力資金)により、勿論売却はありです!

まとめ

今回は暴落時の対処法についてお話いたしましたが、初級編ということでまだまだ他にも対応はあるかと思います。ですが、どうしても気持ちが沈むので、暴落は必ず起こる事と考え、過度にナーバスにならないようにしたいですね。(現在、半導体業界の暴落に多大な影響を受けている者より)

暴落時は、どうしても買った時の株価ではなく、上がった時の株価から試算して大きく損したと思ってしまうことがありますが、評価益(含み益)で考えないことも大切です。

重要な事なので、もう一度強調しますが、一時撤退はOKですが、退場しないことです!  冷静に、長期的な視点を忘れずに。

    「レッツ、前倒しセカンドライフ!」

※個人の感想ですので、投資の際はご自身の判断でお願いします。

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